「大河の一滴」五木寛之著・読後感【読書日記】

読書日記
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「暮らし」という言葉は、日常生活や日々の営みを指す言葉です。具体的には、住む場所や食事、仕事、家族との時間など、人が日々の生活を送るために行うすべてのことを含みます。

また、個々人の生活スタイルや生活環境も「暮らし」に含まれます。たとえば、「田舎の暮らし」「都会の暮らし」というように、生活の場所や状況に応じて異なる意味合いを持つことがあります。

日本語で「暮らし」という言葉を使うときは、単なる物質的な側面だけでなく、心の満足や生活の質、幸福感なども含めて、広い意味での日常のあり方を表現することが多いですね。人生も、「暮らし」に関連される言葉になるようです。

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Amazon.co.jp: 大河の一滴 eBook : 五木寛之: 本
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ある曜日の午後、行きつけのカフェで常連さんとカウンターで隣り合わせになった時、ある話題がきっかけで話をするようになりました。別に畏まるような文学論でも政治的な話題でもありませんでした。けれど、ウクライナを侵略するロシアについての話題が発端だったような気がします。

五木寛之著の「大河の一滴」を読んだのは、最近のことでした。以前からタイトルだけは知っていました。近所の図書館の書架でそのタイトルの本が目に付いて、手に取って読んでみようと思ったのです。読後感としては、特に「応仁の乱からのメッセージ」の章が印象に残りました。自殺について、日本の現状が綴られていました。その文章に触れたとき、れいわ新選組代表の山本太郎氏の街宣での悲痛な声がなぜか脳裏によぎったのです。

「自殺が減っているとはいえ2万人近い。あなたは国の役に立っているか? 会社の役に立っているか? マウンティングされて、存在していいのかと思わされている」「そろそろみんな怒ろう! 生きていてくれよ! 死にたくなるような世の中を止めたいんだ!」                   出典: 山本太郎、大衆の不満を力に れいわ新選組とポピュリズム

警察庁統計によると,わが国の年間自殺者数は,98年に3万人を突破し,2003年に3万4427人とピークになった後は減少に転じ,2012年に3万人を割り,2016年では2万1897人にまで減っています。しかしながら、自殺者の減少と呼応するかのように,変死体の数が増えているのだそうです。    出典: 自殺者と変死体

警視庁の自殺者統計データによると、平成30年(2018年)の全国の自殺者数は2万840人で平成21年(2009年)頃から9年連続で減少しており、2019年の自殺者数はさらに減少し1万9959人(速報値)となりました。     出典: 近年自殺者数は減少!?…しかし、変死体、増加!!その実態は!

世界の平和を願う多くの人々がいるにも関わらず、武力による内乱も内戦も侵略も起っていない日本で、年間2万人以上の人々が自らの命を絶つという現状があります。ウクライナを侵略するロシアについての話のつづきとして、日本の現状も話し合ったような気がします。苦しみを抱えている人々に寄り添う相談先として、「いのちの電話」などが有名ですね。

一般社団法人日本いのちの電話連盟 | あなたがつらいとき、近くにいます。
あなたがつらいとき、近くにいます。

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