「秘伝の声」池波正太郎著・読後感【読書日記】

読書日記
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「暮らし」という言葉は、日常生活や生き方を意味します。これは、私たちが日々どのように生活し、何を大切にしているか、どのように時間を使っているかを表す広い概念です。暮らしは、住まい、食事、仕事、余暇、健康、人間関係など、生活のすべての側面に関連しています。
「暮らし」は私たちの生活そのものであり、そこには個々の価値観や環境に応じたさまざまなスタイルがあります。豊かな暮らしを送るためには、自分自身のライフスタイルやニーズに合った工夫が必要です。

この時代小説を読むのは、三度目になります。床に積んであった本の中から無造作に取り出し、読み始めてみました。

既読したことを忘れ、何気なしに手に取った小説でした。何となく表紙の絵柄はおぼろげに憶えていたのですが、読んだ記憶がありませんでした。で、リビングのソファに寝そべりながらページを開いてみることにしました。すると、以前読んだことを思い出した次第です。でも、味わい深い物語が展開されていて、つい、読み進めてしまいます。

秘伝の声(上)(新潮文庫)
新宿角筈村に剣術道場を構える老剣客・日影一念は、臨終の床で、なぜか二人の内弟子、白根岩蔵と成子雪丸に、自分の遺体と共に秘伝の書を土中に埋めよと言い残す。だが、剣の極意を極めたい一心の岩蔵は、遺言にそむき、秘伝書を奪って出奔する。村人たちに頼...

わたしは、『鬼平犯科帳』『剣客商売』『真田太平記』などが好きで、よく読んでいます。戦後を代表する時代小説・歴史小説作家。と謳われていますが、時代物の小説として意識して読んだことはありません。ただ、描かれている風俗が違うだけで、現代小説と同じ感覚で読んでいます。

小学校を卒業した池波氏に担任の教師が進学を勧めたそうですが、家庭の事情により12歳で奉公に出ています。それ以後、働きながら創作活動に没頭しています。

池波 正太郎(いけなみ しょうたろう、1923年〈大正12年〉1月25日 – 1990年〈平成2年〉5月3日)は、戦後を代表する時代小説・歴史小説作家。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』など、戦国・江戸時代を舞台にした時代小説を次々に発表する傍ら、美食家・映画評論家としても著名であった。                       出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

切なくなるような、ロマンスが滲んでいる感覚を呼び覚ますような物語、そんな恋愛小説のかたちを描いてゆきたいと考えています。応援していただければ幸いです。よろしくお願い致します。

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