「アフリカの蹄 」帚木蓬生(著)・読後感【読書日記】

読書日記
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日本語で「暮らし」という言葉を使うときは、単なる物質的な側面だけでなく、心の満足や生活の質、幸福感なども含めて、広い意味での日常のあり方を表現することが多いですね。人生も、「暮らし」に関連される言葉になるようです。

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帚木蓬生氏の小説の特徴は、ヒューマニズム(人間尊重主義)に溢れた作風のようです。

美味しい料理をいただければ、普段より食が進むことがあるように、上質の小説にふれると読み具合も自然に速くなります。

図書館で偶然見つけた小説ですが、以前に著者の作品を数冊読んでいたので興味を抱き、手に取ってみました。

内容も分からず読み進めましたが、ヒューマニズムに溢れた物語の中にもロマンスもあり、つい、小説の世界にのめり込んでしまいました。また、「疫病」を題材にして書かれていましたので、現在の日本が置かれている状況を鑑みて一段と興味を引くことになりました。

小説の中身については、読んでからのお楽しみということで。

私のおススメの小説になります。

帚木 蓬生(ははきぎ ほうせい、1947年 -)は、日本小説家精神科医。本名は森山 成彬(もりやま なりあきら)

ペンネームの帚木蓬生は『源氏物語』の第2帖「帚木(ははきぎ)」と第15帖「蓬生(よもぎう)」から取ったものである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

絶滅したはずの天然痘を使って黒人社会を滅亡させようとする非人間的な白人支配層に立ち向かう若き日本人医師。留学先の南アフリカで直面した驚くべき黒人差別に怒り、貧しき人々を救うため正義の闘いに命をかける。証拠品の国外持ち出しは成功するか!? 黒人差別に怒る日本人医師を描く冒険小説!

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