インディーズ映画にも面白い作品はある。【短編映画・鑑賞記録】

短編映画・鑑賞記録
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「暮らし」という言葉は、日常生活や生き方を意味します。これは、私たちが日々どのように生活し、何を大切にしているか、どのように時間を使っているかを表す広い概念です。暮らしは、住まい、食事、仕事、余暇、健康、人間関係など、生活のすべての側面に関連しているようです。

YouTubeを漁っていると、インディーズ映画と偶然にも出会うことがあります。それは、短編映画「転校生」です。

短編映画「転校生」 2012年/日本/20分/7daysfilms
Short film “Transferring”

あらすじ
容子はクラスで居場所を失くしていた。そんな時、転校生のリサがやってくる。リサは最初の挨拶で、「誰とも仲良くなれない」とクラスメイトたちを突き放す。容子は、そんな不思議なリサに惹かれていく。

出演:森川葵 増田璃子 藤原倫己
Cast Aoi Morikawa Riko Masuda Tomoki Fujiwara
監督・脚本:金井純一
Written & Directed by Junichi Kanai

容子役が森川葵で、リサ役が増田璃子です。容子が【陽】なら、リサは【陰】のような印象を受けました。
いん【陰】とは、 易学で、陽に対置されて、消極的・受動的であるとされるもの。
よう【陽】とは、 易学で、陰に対置されて、積極的、能動的であるとされるもの。

【陽】の容子は、ある出来事からクラスメイトから無視されるようになりました。しかし、そんなクラスメイトの対応にもめげない気の強い性格の少女です。【陰】のリサは、大人しい印象のある転校生で、休憩時間にはいつも、黙読しているような少女です。内にこもる性格のようですね。映画の最後に、内にこもる性格をみせる理由が、オチとして表現されています。低予算でありながらも、映像表現を秀逸に仕上げる技をみせた監督には脱帽します。映像美もあり、配役もピタッと嵌っています。おすすめの短編映画になります。

切なくなるような、ロマンスが滲んでいる感覚を呼び覚ますような物語。そんな恋愛小説のかたちを描いてゆきたいと考えています。応援していただければ幸いです。よろしくお願い致します。 

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