バリ島・旅日記vol.1

創作日記
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日本語で「暮らし」という言葉を使うときは、単なる物質的な側面だけでなく、心の満足や生活の質、幸福感なども含めて、広い意味での日常のあり方を表現することが多いですね。人生も、「暮らし」に関連される言葉になるようです。

仕事で知り合った知人に誘われて、バリ島に渡航することを決めた。

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仕事で知り合った知人に誘われて、バリ島に渡航することを決めた。

当時、私は不慮の出来事に遭遇して神経が参っていた。だから愚痴のようなことを久しぶりに会った知人に話してしまった。するとその知人は「だったら、僕たちのグループと一緒にバリ島に行ってみませんか。バリ島で数日滞在するだけで癒されますよ、きっと」と、誘いの言葉を掛けてくれた。

国内旅行ならともかく、海外旅行の経験のない私は話を聞いているうちに不安を抱き、知人の誘いに即答することができなかった。

インテリアデザイナーの彼は、すでに仕事でバリ島に3回渡航していた。バリ島の風土に魅せられてしまった彼は、今年の秋にもグループで訪れるという話だった。

その年の秋、彼らのグループの一員としてバリ島に旅することになった。それは2007年10月の中旬のことだった。

デンパサール国際空港に到着した私は、ホテルの送迎車に乗り込んで驚いたことがあった。

バリ島では、オートバイの数が異常に感じられるほど多かった。恐らく、公共の交通手段が限られているせいだと思えるのであった。

日本では見たこともない木々の枝葉が、陽光を浴びて色づき輝きを見せている。まるで白昼夢を見ているような気分になってしまった。

ホテルに着いた私はグループから離れて、ホテルボーイに案内された105号室の部屋に入った。

私は部屋のスリッパに履き替えて、すぐにベッドへ横たわった。

時間ほどの渡航と、日本とあまりにも違いのある風景に戸惑ったせいか、ベッドに横たわっていた私は知らず知らずのうちに寝入ってしまった。  つづく……。

※この物語はフィクションであり、実在する個人、団体等とは一切関係ありません。

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切なくなるような、ロマンスが滲んでいる感覚を呼び覚ますような物語。そんな恋愛小説のかたちを描いてゆきたいと考えています。応援していただければ幸いです。よろしくお願い致します。

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