小説 『グッド・バイ』Kindle版 太宰治著・読後感【読書日記】 

読書日記
スポンサーリンク

「暮らし」という言葉は、日常生活や日々の営みを指す言葉です。具体的には、住む場所や食事、仕事、家族との時間など、人が日々の生活を送るために行うすべてのことを含みます。

日本語で「暮らし」という言葉を使うときは、単なる物質的な側面だけでなく、心の満足や生活の質、幸福感なども含めて、広い意味での日常のあり方を表現することが多いですね。人生も、「暮らし」に関連される言葉になるようです。

※当ブログは、Amazonアソシエイトとして適格販売により収入を得ています。また、第三者配信の広告サービスも利用しております。

装幀は「グッド・バイ (新潮文庫) 文庫–太宰 治 (著)」

小説「グッド・バイ」を久しぶりに再読しました。美的印象を与えるような素敵な装幀で、再読してみる気持ちが湧いたのです。

読み通すことが出来たのは、文体が秀逸だったからだと思います。書籍の内容はすっかり忘れていましたが、新鮮な風味があって面白く読みました。没後七十六年が経った現在でも、人気があることがうなずける小説です。

本書は戦後の数年間に短編連作として書かれたものですが、太宰治の自死によって未完のまま絶筆になった作品です。

この作品が三十代に書かれたことを思うと、現在の三十代とは感覚が違うことがわかります。太宰治の評価は多分に分かれますが、その時代に、文士として真摯に創作に向き合った姿勢が感じられました。

太宰治の名言で一番に浮かぶのは、『生まれてきて、ごめんなさい』という文言ですね。

『人間失格』を書き始める前の1948年(昭和23年)3月初め、朝日新聞東京本社の学芸部長末常卓郎は三鷹の太宰の仕事場を訪れ、連載小説を書くことを依頼する。なお『グッド・バイ』は依頼を受けて初めて構想されたものではなく、すでに太宰の中で練られていたものであった。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「グッド・バイ Kindle版」  敗戦の経験は太宰をどう変えたのか…未曾有の変転のなかで最後の炎を燃やしつくして未完成に終わった「グッド・バイ」のほか、最後期の作品14編を収録。

Amazon.co.jp: グッド・バイ eBook : 太宰治: Kindleストア
Amazon.co.jp: グッド・バイ eBook : 太宰治: Kindleストア

スポンサーリンク

タイトルとURLをコピーしました