短編小説『壁が呼吸するとき [第12話]』(完結)イメージムービー

創作日記
この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

「暮らし」という言葉は、日常生活や日々の営みを指す言葉です。具体的には、住む場所や食事、仕事、家族との時間など、人が日々の生活を送るために行うすべてのことを含みます。
日本語で「暮らし」という言葉を使うときは、単なる物質的な側面だけでなく、心の満足や生活の質、幸福感なども含めて、広い意味での日常のあり方を表現することが多いですね。人生も、「暮らし」に関連される言葉になるようです。

💞 恋愛が「暮らし」に含まれる理由
恋愛は単なる「特別なイベント」ではなく、日々の会話、食事の約束、通勤中に考えること、休日の過ごし方など、日常そのものに溶け込む関係です。こうした行動はすべて「暮らしの一部」として続いていくものです。

「住まい」という言葉を使う際には、居住している場所そのものに対する思いや、そこに住むことで得られる安心感や快適さといった感情も含まれることが多いです。
たとえば、「心地よい住まい」や「住まいを整える」といった表現は、単に建物だけでなく、その場所での暮らしや快適さを大切にする意味合いが込められています。

古い賃貸住宅に住むことには多くの魅力と課題がありますが、それを楽しみながら快適に生活する方法もたくさんあります。

東京へ戻ってきた主人公。ドアを開けると、静かに彼女の帰りを待っていたかのような部屋が出迎えます。
画面の向こうの「佐伯さん」と交わされる、2週間ぶりの土曜日の夜のビデオ通話。
他愛のない会話の中に滲むのは、お互いが過ごした時間と、その空間への愛着です。

第12話(完結) – 壁が呼吸するとき | TALES 物語・小説
東京へ戻ると、部屋が待っていた。 新幹線を降りてモノレールに揺られる。いつもの商店街を抜けると、マンションのオートロックの重いドアを押す。  玄関を一歩踏み入れた瞬間、和紙と木チップが混ざり合った空気が、里奈を包んだ。 懐かしかった。しかし…

※当ブログは、Amazonアソシエイトとして適格販売により収入を得ています。
 本ページはプロモーションが含まれています。
 また、第三者配信の広告サービスを利用しています。
※その時々に、フリー素材(写真)・AI生成画像を使用しています。

【小説紹介】『壁が呼吸するとき』第12章(完結)――部屋が繋ぐ、二人の心の距離

こんにちは。

本日は、私が執筆している連載小説『壁が呼吸するとき』の最終章(第12章)の公開に合わせ、その世界観をぎゅっと詰め込んだプロモーション動画を制作しましたのでご紹介します。

まずは、こちらの1分半の映像をご覧ください。

■ 『壁が呼吸するとき』第12章・完結記念PV

| ストーリーの背景:最終章で描かれる「部屋」と「二人の時間」

東京へ戻ってきた主人公。ドアを開けると、静かに彼女の帰りを待っていたかのような部屋が出迎えます。

画面の向こうの「佐伯さん」と交わされる、2週間ぶりの土曜日の夜のビデオ通話。

他愛のない会話の中に滲むのは、お互いが過ごした時間と、その空間への愛着です。

「パンプス、もうだめになってしまいましたか?」

「いいえ、洗ったらきれいになりました。でも、少しだけ革が硬くなった気がします」

一度は傷つき、手入れをされながらなじんでいく革のパンプス。

それはまるで、不器用ながらも少しずつお互いの距離を縮めていく、二人の関係そのものを表しているかのようです。

| 無垢のパイン材と、チェリーの赤み。住まいを愛おしむということ

この物語の大きなテーマでもあるのが、リノベーションや家具といった「住まい」に宿るぬくもりです。

動画の中で、主人公は愛おしそうに語りかけます。

「私、あのサイドテーブルの継ぎ目のところ、毎日撫でているんですよ」

佐伯さんが「チェリーの赤みは、深まってきましたか?」と問いかけ、彼女が「少しずつ、周りのチークになじもうとして……」と答える。

家具や建材は、ただの「モノ」ではありません。無垢のパイン材やチェリー材のように、時が経つにつれて色を変え、艶を増し、そこに住む人の記憶を吸い込んで「呼吸」を始めます。

不具合がないことを自分の目で確かめるために、来月東京へ戻ると静かに告げる佐伯さん。

「待っています。壁を最高にいい状態に整えておきます」

その約束は、部屋を整えることであると同時に、彼を迎えるための自分の心を整えることでもあるのでしょう。

| 通話が切れたあとの、静かな余韻

プツリと通話が切れ、暗くなったパソコンの画面。

主人公は、サイドテーブルの上に「2つのカップ」を並べます。

今はまだ画面越しでしか会えないけれど、この部屋には確かに、二人が大切に育ててきた温かい空気が流れています。サイドテーブルの上の2つのカップを静かに見つめる彼女の横顔で、物語は静かに幕を閉じます。

| 最後に:全編noteにて公開中です

アンティークやヴィンテージの家具が持つ独特の味わいや、古いものを大切に直しながら暮らす心地よさ。そんな「暮らしの美学」がお好きな方には、きっとどこか懐かしく、愛おしく感じていただける物語です。

小説『壁が呼吸するとき』は、第一章からこの最終章まで、noteにて全編無料公開しております。

秋の夜長や、お気に入りのコーヒーを片手に過ごす週末のひとときに、ぜひゆっくりとお楽しみください。

👉 [小説『壁が呼吸するとき』をnoteで読む]

スポンサーリンク
理想の働き方を、理想の住まいとともに。 ビジネス職のリモート転職に特化した「Remoful」では、単なる求人紹介ではない、人生に寄り添うキャリア相談を行っています。
創作日記暮らし
スポンサーリンク
シェアする
幸田 玲をフォローする
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました