2024-10-29

読書日記

短編小説×アート「ねむり」(新潮社刊)村上春樹:著・読後感

眠りを失くした主婦がこの短編小説の主人公で、『ねむり』について心境を独白している物語です。これと言って起伏のある物語ではありませんが、文章そのものに味わいがあります。あるいは語り口調に、読者を酔わせる魔力がある、といえばよいのでしょうか。